黒い悪魔

 今日は、卒論連休のために、本部の図書館に行って本を借り、バイトへ。

 最近は、暑かったり、雨が降ったり、気温が上がって、さらにじめじめしたりと、数少ない服ではありますが、どれを着ていくか迷います。

 家に帰り、カオスな部屋に入って、電気をつけると、物と物の間に蠢く黒い影が。

 夜、電気を消した台所では、見ることがあるのですが、まさか自分の部屋に出るとは…。

 それだけ、この部屋が汚いってことか。

 黒いヤツとは、二分ぐらい格闘して、粉砕しました。

 そして、明日はまず掃除します。

 あ、食べ物が散らかっているわけではありませんよ。

 それにしても、奴らはなんであんなに動きが早いのでしょうか。

 ほんとに3倍ぐらいの速さで動いていて、攻撃をかわされることもしばしば。

 まあ、早くても逃げられさえしなければ、奴らは地面を這っているだけなので、なんとかなると思っています。

 が、しかし、一度だけ、恐怖体験があります。

 それはいつもどおりに、追い詰め、粉砕しようとしたそのとき、奴らが反逆に出たのです。

 そいつは壁面から、私のほうに向かって、羽をひろげ飛んできやがりました。

 このときの恐さは、想像を絶するものでした。あやつが身体について、高速で動き回ると考えただけで冷静にしていられなくなって、無我夢中にはたき落としました。

 あやつらは、これからどんどん熱くなっていく、今からの季節に活動が活発になります。

 気をつけていかねば、そして一会必殺です。・