萌えは性別を越える?かもしれない①
前にも日記で、アニメやマンガなどのサブカルで、三国志のキャラがかわいい女性にされているという話をしましたが、この萌えキャラ化とでもいうべき現象は、もはやオタク文化の特徴的な一つの側面なのではないでしょうか?
今や三国志のキャラに限らず、世界の神々、武器や防具までも萌えキャラ化されてきています。
あるものの特徴的な一つの側面を取り上げ、それをもとに萌えキャラ化していきます。
神様などは、性の概念が曖昧なので、理解しやすいのですが、その点、まだはっきり性の概念が残る三国志の男性キャラを女性化させたのは、私の想像を軽く飛び越えてくれるものでした。
しかし、この萌えキャラ化は、時間的に現在から遠く離れていたり、性の概念がはっきりしていなかったりと、何かしら現在の私たちから距離をとっていないと受け入れられないような気がします。
けど、それと同時に、こんな私の狭いものの見方を軽くふっとばしてくれるような萌えキャラ化を期待しています。
たとえば、歴代首相を萌えキャラにしてくれるとか…。
今のひとたちに強烈に性のイメージがはっきりと残っているものを、萌えキャラにしてしまう。
ここまでくれば、後世において、批判的に語られる時でも、一つの特徴として、萌えキャラ化というものが捉えられるようになるのではないでしょうか?