通勤と読書

 社会人になって、通勤時間にしか読書をしなくなりました。

 てか、それしか無理です。

 その通勤にちょびちょび読んでいた本が、これです。

 『シュメル神話の世界』 岡田朋子、小林登志子著 中公新書 900円+税

 神話好きの日記主には、たまらないこの一冊。

 書店で見た瞬間に、即買いでしたwww

 内容は、タイトルが示すとおり、シュメルの神話をその時代の背景とともに解説してくれます。

 ギルガメシュ叙事詩や洪水伝説、文化面ではバベルの塔のモデルとも言われるジクラトなど、みなさんが興味を持たれるような話もいっぱいだと思います。

 メソポタミア、シュメールについての新書や文庫というのは、一般的に少ないのですが、けっこう両書ぞろい。

 今回もそうで、現在多く出回っているそのブームだけの、買っても買わなくてもいいような新書や文庫とは一味違います。

 参考文献や図版の出典もしっかりしているので、一人で学ぶのにもグッドです。

 興味を持たれた方は、ぜひ一読を。。。