アニメ好き

 シンポジウムの後、家に帰って、テレビ番組「ガリベン」を見た。今日はディズニー特集だったのだが、私がくらいついたのは、ディズニーのことではなく、VTRで流れるナレーションの声。たぶん井上喜久子さんだったと思います。

 いや〜自分オタだな!と改めて強く感じました。オタクであるかないかの境界線というのは、難しいのですが、アニメに興味をもち、そこからキャラクターの声をあてている声優さんにも興味を持っていく。そうして、初見のアニメやTVのナレーションを聞き、EDクレジットで名前が出されるまでに、「この声の人、○○じゃねぇ〜」とわかれば、十分にオタの資格があるのでないでしょうか?

 アニメ好きの人で、ただ単にアニメが好きというのは、年齢が上がれば上がるほど、少なくなっていくんじゃないでしょうか。

 アニメには実にたくさんの人が関わっているので、いろんな分野を掘り下げてみることができるのです。ファンが多いのは、声優や主題歌を歌うアーティスト、それにイラストレーター(キャラクターの原画を描いている人)ですかね。その他には、原作者(原作があれば)、監督、演出、絵コンテの人や脚本家、音楽(BGMなどを手がける)の人、制作会社、プロデューサーなどです。みなさんそれぞれに個性があり、一つの作品でそれぞれの味を出してくれているので、これまたおもしろいんですよ。

このように、一つのアニメ作品を様々な角度から楽しめます。

 少し熱く語ってみましたが、たぶん関心がない人には全くわからない話だと思います。そんなアニメ好きのオタクな友人を持つ人に助言です。こういう話を友達がしはじめて、全く自分が知らない場合には、決して無理に話題にのらないでください。即座に話題を変えることお勧めします。子供の頃みんなが見ていたアニメの話程度なら危険性はすくないですが、急に話題が様々なところへ移りかねません。

 また、気になる人がアニメ好きだからとか、様々な理由で無理やりオタクになろうと努力しないほうが良いです。

 なんかのアニメの誰かのセリフ、「オタクはなろうとしてなれるもんじゃない。いつのまにかなっているものなんだ。」そういうものだと思います。